【P3R】エピソードアイギス編クリアした感想【レビュー】

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アスカ

こんにちは、あすかです!

今回はペルソナ3リロードのDLC『Episode Aegis』をクリアしたので感想及びレビューになります。

んーー、、率直な感想としてはゲームとしては退屈な出来だったかなと思います。

UIやイラストのオシャレさは健在だが。。

本編と同じく原作通りの忠実なリメイクだったので仕方がないとは思いつつ、ゲームパートの9割はタルタロスを登り続けるだけのような造りはもう少しテコ入れして欲しかったですね。

とはいえシナリオ面では原作を初めてプレイした時と同じく良い読後感を与えてくれましたし、ギスギスした空気感や正面からぶつかり合いながらも乗り越えていくS.E.E.Sたちはこれこそペルソナ3と強く感じさせるものになっています。

個人的にはこの物語を持ってペルソナ3は完結すると思っているので、ゲーム自体は正直褒められない部分も多いですが、難易度を下げてストーリーを見るだけでもいいのでプレイして欲しいと思います。

あすか

私は途中で難易度下げちゃいました…。悔いは無し

あすかの総合評価
満足度
ストーリー・キャラ
世界観・デザイン
システム・UI
サウンド・BGM
グラフィック
ボリューム・やりこみ
プレイハードPS5
難易度・クリア時間NORMAL・13時間
ストーリーは一見の価値あり

本記事ではペルソナ3本編のネタバレがあります。(アイギス編のネタバレはありません)

目次

作品概要

メーカーATLUS
配信日2024/09/10
価格¥3,850
ジャンルロールプレイング(JRPG)
対応機種PlayStation®5 / PlayStation®4 / Steam / Xbox

2007年に発売した『ペルソナ3フェス』に収録されていた後日談をエピソードアイギスとしてリメイクしたDLCになります。

本編のエンディングではキタロー(主人公)が屋上で眠るようにして物語は幕を閉じます。まるで死んでしまったかのような演出には当時のネットでも考察が賑わっていたのを覚えています。

ただ眠っただけとも死んでしまったとも受けとれる
あすか

プレイヤーに委ねるような終わり方も良かったですね。

しかしこの後日談(エピソードアイギス)では主人公は最後の闘いで死んでしまったことがハッキリと明言され、主人公を守ると誓ったアイギスが再び前を向いて歩き出すための物語になっています。

『死』と向き合うというペルソナ3の大きなテーマ

最初に述べたように私はこのお話でペルソナ3は完結すると思っているのですが、ストーリー自体は当時から賛否両論になっており、忠実にリメイクした本作でもまた賛否両論になっているように感じます。

アスカ

この辺は是非プレイして確かめてみて下さい!

システム面では当時から批判の多かったひたすらダンジョン探索するだけというゲーム性は変わっていませんでした。

ほぼぶっ続けで100階層以上潜る

本編では楽しめたコミュや様々なイベントも一切ない味気ないものとなっているので、ゲームプレイ自体は正直退屈なものと言わざるを得ませんでした。

一応本編にもあったモナドの扉が3つからの選択式になっていて、若干のハクスラ要素が加えられていたこと以外はほぼ本編のタルタロスと思っても差し支えないです。

選ぶ扉によって報酬が変わる
ボスが強い扉ほど豪華な報酬に

良かったところ

終盤の熱いストーリー展開

良かったところといえばやっぱりストーリーですね。概要でも言った通り当時から賛否両論ありましたが。

本編よりさらにギスギス感が増しており、やたら攻撃的な真田先輩やゆかりがメンバー内の空気をこれでもかと重くします。

本編にも増して刺々しい。。それだけ本気ということなのだが

DLCのネタバレはしないので詳しくは書きませんが、終盤は熱い展開になっています。

メンバーそれぞれの想いが正面からぶつかり合いながらも各々が前へ進もうとする物語は、メンバー同士の仲が良い4,5とはまた違った良さがあります。

アスカ

3は『死』がテーマなので重くなるのは仕方ないんですよね。

他にはおまけ程度にメンバーの過去の姿を見ることが出来ます。

まだ幼い頃の真田先輩や幼女美鶴を見ることができるのはこのDLCだけの特典です。

鼻に絆創膏を貼る中学時代のパイセン。かわいい

またエピソードアイギスにて初登場するメティスというアイギスの妹キャラもリメイクによってさらに可愛くなっています。

この娘は物語に深く関わるのでここでは言及しませんが可愛いのでおすすめ(?)です。

かわいい(語彙力)
あすか

さっきからかわいいしか言ってなくない?

気になったところ

退屈なゲーム進行

ゲームプレイは何度も言う通りダンジョンを進み続けるだけのシステムになっています。

本編でも何度も繰り返したアレ

ストーリー展開も終盤の良さはありますが、そこに至るまでの引き伸ばしは中々酷いです。

序盤から思わせぶりにキタローの影が何度も現れ、もしかして…みたいな展開が終盤まで永遠に続きます。

全力で逃げる後ろ姿(いい加減にしろ)

ハクスラ要素の追加されたモナドの扉は面白くもありますが、逆に言うと装備はそこで一番いいものが手に入ってしまうので、買い物をして徐々に強くなる楽しみもありません。

ショップ装備の完全上位互換を簡単に拾える

ペルソナを育成する楽しみが薄い

アトラスシリーズの魅力の一つでもある悪魔(ペルソナ)育成ですが、本DLCではその魅力は薄いです。

と言うのも本編ではコミュによるレベルボーナスや悪魔解禁がありますが、このDLCではレベル25から始まり特殊合体の悪魔は最初から全て解禁済みになっています。

コミュMAXからの解禁ではないので何となく特別感が薄い

特に一番感じるのはペルソナの入れ替えサイクルがとにかく早いことです。

日常パートがなく常に戦闘し続けるゲームシステムの性質上レベルがどんどん上がっていくので、折角弱点属性の耐性をつけたり色々なスキルを持たせたペルソナを作っても一回ダンジョンを潜るとすぐにより強い上位のペルソナに入れ替わることになります。

私が本編と違い難易度をノーマルでプレイしていたこともありますが、スキル構成を考えたりする楽しみはあまりなかったように思います。

まとめ

アスカ

いかがだったでしょうか!

色々文句も言いましたがプレイして良かったことは間違いないです。

ペルソナ3フェスを初めてプレイした時の当時の切ない思い出が蘇りました。

なんだかんだペルソナ3が大好き

一点、個人の好みの問題なので気になった点では書きませんでしたが、一番聴く機会の多い新しく追加された戦闘曲が好きになれなかったことは結構辛かったですね。

本編では『Full Moon Full Life』『Color Your Night』などのとても良い追加曲がありましたが、このDLCでは残念ながらお気に入りの新曲はありませんでした。

あすか

BGMの期待が大きかっただけに残念。。。

ただアレンジされた『Heartful Cry』や『Brand New Days』は相変わらず素晴らしかったので、サントラ出たらまた買いますけどね。

今年はペルソナ3リロード、ユニコーンオーバーロード、女神転生VV、エピソードアイギスとATLUSに忙殺されてますが、本命は来週発売予定のメタファーです。

体験版をプレイした人たちの感想を見るとペルソナスタッフの集大成とも言える出来らしいので、期待して待っていたいと思います!

あすか

ではまた、あすかでした〜!

おまけ

本記事で作成した画像。

アイギス感を出したかったけど人とメカの割合が難しく途中でめんどくさくなりこちらを採用

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