【ロマサガ2R】オリジナル&ロマンシング難易度クリアした感想【レビュー】

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最終皇帝あすか

こんにちは、あすかです!

今回は先日『ロマンシングサガ2 リベンジオブザセブン(ロマサガ2リメイク)』を一周目オリジナル二周目ロマンシングでクリアしたので感想及びレビューになります。

いやもう何から話していいのか…。

面白過ぎました

先日2024年のMyGOTY記事を書きましたが、飛び入りでこのロマサガ2Rが一位になってしまう事態に。

ここまで面白いと思わなかったんだよ!

原作のロマサガ2はSFC、スマホ、Switchと3回挑戦するも全て序盤で挫折しており、本作も始める前は正直期待よりも不安の方が大きかったです。

しかし、そんな不安など吹き飛ばすような圧倒的な面白さは私をロマサガ沼へとどっぷりと沈めてしまいました。

プレイしている間は仕事中も次はあそこへ進もうとかあのボスを倒しにいこうとか、まるで学生のころゲームへのめり込んでいたときのように夢中になれました。

あまりにも面白かったので、今回はただひたすら褒めるだけみたいな感想レビューになってしまいましたがご了承ください。

あすか

今までプレイしたJRPGの中でも間違いなくトップ3に入る

あすかの総合評価
満足度
ストーリー・キャラ
世界観・デザイン
システム・UI
サウンド・BGM
グラフィック
ボリューム・やりこみ
プレイハード・難易度SteamDeck・オリジナル
クリア時間(2周目クリア時)40時間(70時間)
全RPG好きにプレイして欲しい奇跡的な作品

本記事ではゲーム内のスクショを含みます。(ネタバレはありません。)

目次

作品概要

メーカースクウェアエニックス
発売日2024年10月24日
価格¥6,820
ジャンルRPG
対応機種Nintendo Switch / PlayStation®5 / PlayStation®4 / Steam

1993年にスクウェアからSFCで発売され、31年ぶりの完全リメイク作品となります。

ゲームシステムとして閃き見切り年代ジャンプフリーシナリオシステムなど、当時から革新的だった根っこのシステムは変わっていませんが、全てが現代風に丁寧に作り直されており非常に遊びやすくなっています。

戦闘はオーソドックスなコマンドバトル

実際に私も原作ではフリーシナリオシステムが名前の通りフリー過ぎて、何をすればいいのか何処へ行けばいいのか動線が全くないままに放り出されるシステムがどうにも受け入れられず、何度も挫折してしまっています。

しかし本作ではクエストリストマップマーカーなどが新しく追加され、ゲームプレイ中に行き先ややるべきことに迷うことは一度もなく、最後まで楽しむことができました。

私は原作がほぼ未プレイなので驚きましたが、年代ジャンプというシステムがあり、ある程度ストーリーが進行すると急に数十年後の世界となり文字通り年代がジャンプします。

初めての年代ジャンプは「えっ!?」と、かなり驚いた

年代ジャンプが発生するとただの人間である皇帝(主人公)やパーティの仲間は全員寿命を迎えてしまうので、新たな人物に皇帝を継承し、パーティメンバーも全て新しく編成し直しになります。

このシステムのお陰でパーティが固定化されることなく常に新鮮な冒険を続けることができます。

ランダムなクラスから皇帝(主人公)にする人物を選ぶ

物語は超簡単に説明すると、かつて世界を救った七英雄と呼ばれる存在が何故かモンスター化して世界を荒らしており、そんな七英雄から世界を救うことが目的となります。

名前だけは超有名な七英雄

かつては英雄とよばれた存在がなぜ人に仇なす存在となったのかは補完ストーリー(七英雄の記憶)が追加されており、原作ファンの人でも新しいストーリー展開が楽しめると思います。

怪物となった経緯の記憶を拾い集めていく
最終皇帝あすか

ストーリーもかなり面白かったです!

良かったところ

圧倒的に面白い戦闘システム

本作は戦闘がとにかく面白かったです。RPGで大切なのは結局戦闘だということを思い知りました。

オーソドックスなコマンドバトルがここまで面白く。。

サガシリーズの一番の特徴として閃き見切りというシステムがあり、技はレベルアップで覚えるのではなく戦闘中に突然閃くことができます。

面白いのが強敵と戦っているときこそ閃きやすいというシステムのお陰で、ボス戦などは通常強力な技を使いますが、閃きたい為にあえて弱い技を使いたいという選択の駆け引きがとても良かったです。

ピコーン!と技を閃く瞬間が最高に気持ちいい

戦闘では常に技を閃く可能性があるので、雑魚戦も全く苦ではなくむしろ進んでバトルをやりたくなる中毒性がありました。

最終皇帝あすか

ここまで雑魚戦が楽しいRPGも中々ないです!

またコマンドRPGにもかかわらずバトルには爽快感があり、演出やエフェクト・サウンドが派手でスピーディーな戦闘は遊んでいてとても気持ちがよかったです。

テンポ感も非常に良く、技や術の演出時間も短いため演出を観ているだけのような時間もほぼありません。

戦闘はかなりスピーディーでストレス0

特に戦闘面で私が一番驚いたのが戦闘バランスとレベルデザインが神がかっていることです。

本作の特徴でもあるフリーシナリオシステムは世界のどこからでも攻略してもよく、物語序盤のダンジョンを後回しにしてもよいし、逆に遠く離れた地から攻略することも可能です。

その際にありがちなオープンワールドでは、どこでも自由に行けるけど結局遠くのエリアの敵は強すぎて攻略ルートが実質決まっているようなパターンも多いです。

あすか

自由といいつつ推奨レベルが設定されているパターンね

しかし本作ではいつどこのダンジョンに行っても同じように苦戦します。いきなり遠くのダンジョンに挑戦しても普通に戦えますし、逆に序盤のダンジョンでも後半に訪れると敵が相応に強くなっていてヌルゲー化するようなことも起こりません。

これは戦闘回数が増えるほど敵全体のステータスが強くなっていく敵勢力というシステムのお陰で、この細かいレベルの戦闘バランスが本当によくできています。

どうやってるの?と思うぐらいバランスが神がかっている

また育成面ではいわゆるレベルアップにより上昇するステータスはHPとBP(MP)だけになっており、ダメージソースを上げるには武器・術レベルを上げる必要があります。

武器・術レベルはキャラクターごとに存在し、戦闘中に使用した武器や術系統ごとに経験値を得てレベルが上がる仕組みになっているので、キャラ毎に育てたい系統を自分で決めて自由に育成できるシステムは非常に面白かったです。

全キャラ自分好みのスタイルで育成できる

原作からあった戦闘陣形というシステムも面白く、キャラクターを配置する場所によって敵から狙われやすくなったりステータスが上昇したり様々な効果があります。

ロマサガ2では技自体に縦貫通や横直線、円範囲などの範囲攻撃があるので、ボスの使用する技に応じて陣形を変えて挑む戦略性の高さもありました。

他にも前述した年代ジャンプシステムにより、定期的にパーティが全てリセットされ強力なメンバーを使い続けることもできないので、「今度はこっちの新しいキャラを育ててみよう」という気になるのも新鮮な戦闘体験に一役買っています。

パーティを再編成する時間はとても悩ましく楽しい

ゲームプレイは戦闘が8割といっていいほど戦闘時間が多いゲームですが、上記の様々な理由により戦闘が最初から最後までずっと楽しいのでいつまででもプレイし続けてしまう中毒性がありました。

あすか

止め時がなくて困りました。。。

どこにでも自由にいけるフリーシナリオ

フリーシナリオは文字通りいつどこにいってイベントをこなしても問題ありません。

原作ではこのフリーシナリオシステムが非常に不親切な作りで(SFC時代なので仕方ないが)どこにイベントのフラグが立っているのか、現在進行中のイベントが何なのか全く分かりませんでした。

あすか

私含む多くの人が投げ出した理由だと思います。

しかしリメイクでは大きく改善されており、クエストリストが追加され一目で進行中のイベントが把握できるようになっています。またマップ上でもイベント発生時はアイコンで知らせてくれるので、ゲーム進行で迷うことはありません。

イベントはクリアしても年代ジャンプをすることによって、プレイヤーの選択肢によって生まれた新たなクエストが発生したり、新皇帝が歴々の記憶を引き継いだりと大河ドラマ感があります。

昔のゲームならではのプレイヤーに想像させる余地が現代のリメイク作品でも存在しているのは驚くと共に非常に魅力的でした。

ストレスを一切感じない快適性

どこでも一瞬でファストトラベルできるのはもちろん、前述した進行中のイベントも一目で分かるようになったため、現状が把握しやすくゲームプレイは円滑に進めやすくなっています。

UIも直感的でわかりやすく操作感もいいので、ゲームプレイを通してのストレスが全くありませんでした。

個人的に感動したのが戦闘終了後にHPが全回復する仕様です。

RPGにありがちな戦闘終了後にいちいちメニューを開いてパーティを回復させる手間がないので、ダンジョン探索がとてもスムーズになっています。

戦闘終了後HPは勝手に全回復!

最初は簡単になってしまいすぎるのでは?とも思いましたが、慣れるとなんで他のゲームもこの仕様じゃないの!と思うぐらいに快適でよかったですね。

最終皇帝あすか

LPシステムだからこそできる仕様ですね。

魅力的なキャラクターと熱いBGM

キャラクターは3Dアニメ調でクセがなく魅力的です。

特に女性キャラは近年のポリコレ問題とは…と思うほど際どい格好をしていたりします。

踊り子
くのいち

ポリコレ問題をここでとやかく言うつもりはありませんが、やはりキャラクターの魅力はゲームにおいて非常に重要です。かっこいい/かわいいキャラクターは単純に操作していて楽しいですからね。

Projectあすか

キャラ魅力の重要さはステブレの時も痛感しました。

またキャラだけでなくロマサガと言えばテンションのぶち上がる最高にかっこいいBGMも魅力的です。

作曲者の伊藤賢治(イトケン)さんはサガシリーズをプレイしたことがなくとも名前だけは聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

私も七英雄バトル四魔貴族バトルなどの超有名どころの曲はゲームエアプですがよく聴いていました(笑)

今回ゲームプレイを通してリアルで体感することによってより曲が大好きになれました。

原曲もかっこいいのですがリメイクでのアレンジverも原曲の良さを損なうことなくパワーアップしておりクリア後は即ロマサガ2Rのサントラも購入しています。

あすか

最ッ高にかっこいいです!!

気になったところ

【唯一の不満】ソフトリセットがない

・・・・ことだったのですが、アップデートにより戦闘中にいつでもロードが可能になりました。

判断が・・・・早い!?

つまり唯一の欠点だった箇所はアップデートにより早々に無くなってしまい、不満点のない完璧な作品と成ってしまったのです!!

あすか

な、なんだってェーーー!!!

まとめ

最終皇帝あすか

いかがだったでしょうか!

いや、ほんと何回でも言いますが面白すぎました。

最高のRPGをありがとう

サガシリーズをやったことなくて躊躇してる人がいたら全力で背中を押したいです。私も実質サガ初プレイでしたが、ここまでどハマりするとは思っていませんでしたからね。

現代のコマンドRPGのお手本になるような奇跡的な作品だと思います。今年も最後にここまで面白いゲームに出会えたことは本当に嬉しい限りです。

ありがとう、スクエニ!

ドラクエⅠ&Ⅱ頼むよマジで

あすか

ではまた!あすかでした〜!

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この記事を書いた人

ゲームが好きで好きでたまらなく、何かしらゲームを通して世の中と関わりたくなり2024.02にブログを開設しました。
攻略情報やレビュー、プレイ日記など幅広く記事を書いています🎵

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