【メタファー:リファンタジオ】HARDモードでクリアした感想【レビュー】

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王候補あすか

こんにちは、あすかです!

今回は『メタファー:リファンタジオ』をクリアしたので感想及びレビューになります。

いや〜〜ATLUSやってくれました!

近年プレイしたATLUSのコマンドRPGの中でも一番面白かったです。

ほんと面白かった!!ほんと面白かった!!!!(語彙力)

プレスターンバトルや全体的なビジュアルの雰囲気はペルソナに近いものがありますが、完全にファンタジーに振りきった新しい世界観は素晴らしく、本作独自の魅力に溢れていました。

強いて言えば一部戦闘のバランスに若干の不満はありましたが不満点はそれぐらいで、全体的にハイクオリティな作品になっており、ほぼ満点を上げたいぐらいに満足度は高かったです。

これからも女神転生・ペルソナに続く第三のビッグIPに育っていって欲しいと強く思います!

あすか

完全新規IPとしては大成功と言っていいのでは!

あすかの総合評価
満足度
ストーリー・キャラクター
世界観・デザイン
システム・UI
サウンド・BGM
グラフィック
ボリューム・やりこみ
プレイハード・難易度Steam / HARD
クリア時間60時間
ATLUSのRPGをやったことない人にもオススメ!

本記事ではゲーム内のスクショを含みます。(ネタバレはありません。)

目次

作品概要

メーカーATLUS
発売日2024年10月11日
価格¥9,878
ジャンルJRPG
対応機種PlayStation®5 / PlayStation®4 / Steam / Xbox Series X|S

ペルソナスタッフが作る完全新規IPのコマンドJRPGです。

女神転生やペルソナなどではいわゆる金子絵の悪魔が定番でしたが、今作ではデザインを全て一新しており、ATLUSのRPGに慣れている私のような人でも新鮮さを感じられるものになっています。

ペルソナ味は感じるが基本的に全て一新されている

物語は完全なファンタジーで超簡単に説明すると、世界は『ニンゲン』と呼ばれる怪物が人々に危害を加える世の中。

そんな世界で主人公が王になるために世界を仲間とともに回るという王道なものとなっています。

なぜニンゲンと呼ばれているのかは。。。

街やダンジョンはエリア制になっていて、ワールドマップから選択することで移動ができます。ストーリー進行では子安ボイスでゲームブックのように情景を読み上げてくれるのはテンションが上がります。

ファンタジーゲームやってる〜!と強く感じる

ゲーム進行はペルソナシリーズと同じくカレンダーシステムで、期日であるメインダンジョン攻略までの間にサブクエストを行ったりコミュニティを上げたりして過ごします。

いつものペルソナ。コミュを上げることで様々な恩恵がある

育成要素としては従来のメインシステムでもあった悪魔合体が完全に失くなり、アーキタイプというDQの職業やFFのジョブのようなシステムになっています。

キャラごとに自由に転職してスキルを獲得していく育成要素は自由度が高く面白かったです。

ジョブ経験値を貯めることによって新たなスキルを獲得していく

習得したスキルは他のジョブになってもポイントを使用することで自由に付け変えることができます。

王候補あすか

ポイントはカツカツになるので計画的に使用することが大切

バトルはおなじみのプレスターンバトルで高難易度の緊張感のあるバトルになっています。

難易度は高め。ただしそれを補う親切要素は多い

ペルソナにあった一斉攻撃がなくなった代わりに『ファスト』と呼ばれるフィールドアクションが存在し、フィールド上で敵を殴りダウンさせることによって、敵にダメージ与えた有利な状態で戦闘に入ることができます。

簡単なアクション要素。逆に敵から攻撃を受けて不利な状態で始まる時も

格下の敵の場合はフィールドアクションだけで倒すことができるので、ダンジョン内でも歯応えあるコマンドバトルとサクサク倒せるアクション要素がいいバランスになっていました。

ATLUSのRPGはシリーズものが多く「何となく入りづらいな」と思っている人にこそ、完全新規IPということで入りやすくなっているので是非プレイしてみて欲しいです。

あすか

コマンドJRPG好きなら99%面白いと思ってくれるはず!

良かったところ

王道のファンタジー物語と魅力的なキャラ

ストーリーはまさに王道のファンタジーとなっています。

しかし王道とはいっても先の予測できないストーリーは二転三転し、60時間という長いプレイ時間でも最後まで飽きのこない面白い内容になっていました。

物語の舞台となる大陸。様々なロケーションがある

個人的な話ですが、ペルソナのような学園ジュブナイルものは歳を取ると感情移入しづらくなるので、今作は大人でも楽しめると思います。

月光館学生あすか

学園ものは眩しすぎて切なくなるから。。。

登場するキャラクターたちも非常に魅力的でした。

一推しのガリカちゃん。ATLUS作品で一番好きになったかも

物語では様々な人種が登場し差別や排斥などの厳しい場面も多々あるのですが、それらを乗り越えていく仲間たちとの絆の物語はJRPGの本領発揮といったところでした。

あすか

本当の意味で多様性のあるゲームってこういうことでしょ。
何とは言わないけどさ。。

ペルソナと同じくコミュニティシステムはありますが、これが(個人的に)改良されており選択肢によって好感度が変わることがなくなりました

コミュを上げることで新たなアーキタイプが開放されていく

ペルソナでは選択によって好感度が変わりコミュを進めるための必要日数が変わってしまうのでハズレ選択肢を選んでしまうとすごく損をした気分になってしまいました。

しかし今作では選択肢によって得られる好感度は全て一律なので基本的に自分の好きなように選択肢を選びやすくなったと思います。

王候補あすか

コミュはどれもよくできており満足度高し!

アーキタイプというジョブ型育成要素

新たな育成要素も中々面白かったです。

DQの職業やFFのジョブのように、誰でも自由にアーキタイプを選択できます。

どのような方向性で育成するかはプレイヤー次第

アーキタイプの種類は上級職も合わせると40種類以上もあるので、かなり幅広い育成が可能です。

アーキタイプの種類を組み合わせることによりジンテーゼという必殺技も使用することができ、このシステムもPT編成を考える一つの要素になっていて面白かったです。

PT内にいるアーキタイプによって使える合体技

とにかく快適なシステム周り

システム周りがとにかく快適でプレイ中にストレスを感じることがほぼありませんでした。

特に移動はどこにいてもほぼ全ての場所に一発でファストトラベルできる仕様なのでとても便利でした。

建物の中でも、違う街でも、ひとっ飛び

クエストを選択するとその人のところに直接飛べたり、ボタンひとつでパーティ回復機能があったりとRPGで快適に動かすための機能は一通りそろっています。

特に戦闘面の大きな特徴としていつでも戦闘をいちばん最初からやり直すことができます。

戦闘中いつでも何回でも使用可能

プレスターンバトルでは相手の弱点をつくことによって行動回数を増やすことが大事ですが、初見の敵は弱点を探るところから始めないといけません。

その間は無駄な行動になってしまい戦闘が不利になりがちですが、このやり直し機能のおかげで初見の敵でも相手の弱点を一度確認した上で戦闘の最初からやり直すことができるようになりました。

あすか

経験者ならこれがどれだけ便利なことかわかると思います!

また、戦闘で敗北してしまっても直前でアクションを起こしたところ(扉を開けたり、宝箱を開いたり)からすぐにやり直すことができるので無駄になる時間もほぼありません。

この上記の2点のシステムのおかげで難易度は相対的に優しくなっており、HARDモードでのプレイでもそこまでの大変さは感じませんでした。

相変わらずクオリティの高いBGM

目黒将司さんの監修するBGMは相変わらずクオリティ高いです。

特に通常戦闘BGMでは本物の住職が歌っていることでも有名ですね。

あすか

リアル回転説法とか言われてますw

それ以外の曲も全てハイクオリティなので気に入った方は1月に発売予定のサントラ買ってみてください!

気になったところ

戦闘のバランスが若干大味

あすか

前提としてHARDプレイ時での感想となります。

今作はフィールドアクションで敵をダウンさせてから戦闘に入ると敵全体に大ダメージ&気絶状態でバトルが開始します。

逆にフィールドアクションに失敗し、敵に殴られてバトルが始まると敵に1ターン自由に動かれてから始まります。

この落差があまりにも激しすぎると感じました。

こちらからの先制だと全体に3-4割ほど与えてさらに気絶付きなので明らかに強すぎるんですよね。

逆に敵先制で始まるとほぼ2.3人死ぬレベルでボコボコにされます。

あすか

HARDでは1ターンキルも珍しくない。。

その状態から巻き返すことは非常に難しいです。

例を上げると下の画像は同じ敵相手に先制攻撃した場合攻撃された場合の比較です。

先制攻撃時。4割ほど削りさらに1ターン行動不可付き
敵先制時。敵は元気一杯でコチラはボロボロ

上記のように同じ敵相手でも天と地の差で戦闘開始時の状態が変わります。

するとどうなるかというと、敵先制時は一回その戦闘から逃げて、もう一回フィールドアクションで敵をダウンさせて先制攻撃するという行動が最適解になってしまうんですね。

この辺のバランスが非常に悪く感じました。 フィールドアクションを使わないお互いフラットな状態の通常戦闘も可能ですが、本作はダンジョン内のMP管理が厳しくMPを節約して進める必要があります。

HARDモードでは先制攻撃が前提ぐらいのバランスだったので、次回作があればもう少しこの辺の大味なバランスを調整してほしいと感じました。

まとめ

王候補あすか

いかがだったでしょうか!

期待度高く発売を迎えた本作ですが、きっちり期待を超えてきました!

次回作にも期待せざるを得ない!

今年は真・女神転生ⅤⅤ・ペルソナ3Rと完成度の高いコマンドRPGを出し続けているATLUSですが、完全新規IPであるメタファーはそれら全てを超える完成度の高さだと感じました。

金子絵悪魔は大好きですが最近はマンネリ感が強かったので、メタファーは新鮮で純粋に楽しかったです。

一部悪魔はゲスト出演します🎵 *メタファーです。

ゲーム内で本作の舞台となった大陸以外にも他の大陸があることが示唆されていたので、メタファー2に強く期待していたいと思います!

あすか

ではまた!あすかでした〜!

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この記事を書いた人

ゲームが好きで好きでたまらなく、何かしらゲームを通して世の中と関わりたくなり2024.02にブログを開設しました。
攻略情報やレビュー、プレイ日記など幅広く記事を書いています🎵

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