こんにちは、あすかです!
今回は先日クリアした『Arctic Eggs』の感想及びレビューになります。
まず感想としては、、、、よく分かりませんでした(笑)
2091年の南極でお腹を空かせた人々に目玉焼きを焼くという概要からしてよく分からないゲームなのですが、クリアしてみると正にそれ以上でも以下でもありませんでした。
私の知能じゃ表面上しか理解できなかったよ…。
そもそもなんでプレイしたかというと昨年の末に『Mouse Washing』というゲームを遊びそれが非常に面白かったので、同じパブリッシャーである本作に興味を持ったことがきっかけです。
Mouse Washingクリア🪥
— あすか@ゲーム (@dokutsu_mamuru) December 26, 2024
PS1のようなローポリゴンの閉鎖された宇宙船パニックホラー…かと思いきや、人間のドロドロした感情が引き起こす最悪の胸糞ゲーだった😭
3時間弱の短いプレイだったのにキョーレツ…。苦しみを祈る pic.twitter.com/RsgLtdrohs
余談ですが『Mouse Washing』も本作ほどではないですが難解なゲームで、他の人の考察サイトを読んでようやく理解したぐらいだったので感想レビューは書かないことにしています。
ただの人の受け売りレビューになってしまいそうだったので。。
本作も正直ストーリーを全く理解できていないのでレビュー感想を書くかどうか迷いましたが、今回はそれも1つのプレイ感想としてありのままの気持ちを記事にすることにしました。
あすかの総合評価 | |
---|---|
満足度: | |
ストーリー・キャラ | |
世界観・デザイン | |
システム・UI | |
サウンド・BGM | |
グラフィック | |
ボリューム・やりこみ | |
プレイハード | Steam |
クリア時間 | 4時間 |
深い意味を求めてはいけない・・のかもしれない |
作品概要
開発 | CRITICAL REFLEX |
発売日 | 2024年5月16日 |
価格 | ¥1,200 |
ジャンル | SF料理アドベンチャー? |
対応機種 | Steam |
中東のキプロスという国に構える
CRITICAL REFLEXが販売するインディーゲームです。CRITICAL REFLEXといえば、最近では『Buckshot Roulette』や『Mouse Washing』などの独特な世界観のゲームが好評を得ている話題のパブリッシャーです。
そんな話題の会社が今年の5月に配信した本作『Arctic Eggs』は奇ゲーと呼ぶに相応しい奇妙な出来栄えでした。
舞台は2091年の南極、主人公は南極からの脱走を図るも失敗し歩行と料理しかできない身体に改造されてしまうところから物語は始まります。
プレイヤーは一人称視点であり主人公の姿を見ることはできませんが、元は上の人と同じような兵士だったようです。
南極では兵士やドラッグ漬けの人々、牢屋に入れられたロボット等どことなくディストピアな空気を感じる物寂しい世界となっています。
そんな中、主人公は鶏売りとしてお腹を空かせた人々に目玉焼きを作ってあげることがこのゲームの目的となっています。
そしてゲームプレイのメインとなる目玉焼きつくりですが、調理には物理演算が採用されています。
目玉焼きは両面焼くことが完成の条件なので、スナップを効かせてフライパンを操作し目玉焼きをひっくり返す必要があります。更に焼くためにはただ放置しているだけではダメで多少の傾きを加えることで加熱されます。
しかしこのフライパン、摩擦が全くなく卵がツルッツルに滑りまくるので、少し傾けたり動かしたりするだけでするっとフライパンから落ちてしまいます。その場合は失敗になりやり直しです。
幸いリトライ性は良く失敗してもすぐにやり直すことができるので、上手く調理できるまで無限に挑戦を続けることができます。
このように施設内を歩き回りながら様々な個性的な住民たちに目玉焼きを作り続けていき、その果てに待ち受けるものとは・・・
君自身の目で確かめてくれッ!
良かったところ
シンプルに目玉焼き作りが楽しい
物理演算を使用した目玉焼き作りはシンプル操作ながらも面白いです。
序盤では単純に卵やソーセージなど平和的な材料で調理難易度もそこまで高くありません。しかし進めるにつれてとんでもない注文をつけてくる住民も増えてきます。
例えば下の彼女は卵の他に12本のタバコを同時に調理することを要求してきます。
このタバコはただのお飾りではなくゲームとしての以下のような役割も持っています。
- 一本でも落とすと失敗
- タバコが燃え尽きても失敗(時間制約)
- 目玉焼きの下にタバコが重なると焼けない
このように見た目のインパクトもすごいのですが、ちゃんとゲームとしての面白さとして機能しています。
タバコの他には時間が経つと破裂して周りの材料を弾き飛ばす銃弾や、ピチピチ動き回る魚、六面を焼かないといけない加工肉など、様々な材料を落とさないように上手く調理するゲームプレイは普通に楽しかったです。
調理は一応難易度選択が可能で、中華鍋、フライパン、鉄板とフチの深さを変えられます。
私は最初こそフライパンで調理していたものの、後半はかなり無茶な材料を要求されるので、途中からはずっと中華鍋でプレイしていました。
滑り具合は変わらないので、それでも難しかったですけど。。
謎の魅力溢れるディストピアな世界観
この世界に存在する住民はみな意味深で哲学的なことを話します。
正直ほとんど理解は出来ないんですけど、それでも惹きつけられる謎のSF感はありました。
南極では人間とロボットが共に暮らしていますが、ロボットは何故か牢屋に入れられています。施設内では兵士が闊歩しており住民はみな貧しそうな暮らしぶり。
明確な説明はなくとも歩き回ればなんとなくの世界観を雰囲気で感じとることはできます。
いわゆる雰囲気ゲーってやつですね。
また六胃聖と呼ばれる謎の存在が崇められていたり、なにやら哲学的なことを喋るイルカがいたりと、意味は分からなくとも雰囲気を楽しめる人にはおすすめできると言えます。
考えるな感じろというやつです。
気になったところ
あまりにも難解なストーリーと翻訳
原文がどうなのかは知りませんがおそらくローカライズの精度が高くなさそうなこともあり、言ってることは難解で理解し難いです。
クリアした今でも私自身全体の10%も理解できている気がしません。
そもそも理解しようとしない方がいいかも。。
何かとてつもない謎や設定が隠されているような気もするのですが、どう頑張っても私の頭じゃ普通にプレイしただけでは意味不明としか言いようがありませんでした。
我こそはと思う人はぜひプレイして考察結果を教えてほしいものです…笑
虫が苦手な人にはかなりキツい箇所が…。
ストーリーを進める中で目玉焼きと一緒にGを調理しなければならない場面があります。
Gはいわゆるお邪魔ユニットなのですが、なんと生きたまま調理するのでフライパンの外へ逃げ出そうとカサカサ動き回る様はめちゃくちゃ気持ち悪いです。
すぐクリアできるならまだしもフライパンの外へ逃げ回ろうとするG入り目玉焼きの調理は難易度が高く、何度も失敗してしまうとその分長時間見続けなければならないので虫嫌いな人にとっては失神ものでしょう。
比較的耐性ある私でさえキツかった。。
まとめ
いかがだったでしょうか!
正直「面白かったよ!」と人に薦められるゲームではありませんでした。
しかしこの謎めいた世界観、アーティスティックな雰囲気、落ち着いたBGMなど雰囲気ゲーとしては中々楽しめたと思います。
このゲームをプレイしていたのが元日だったので、新年早々なにやってるんだという虚無感は若干ありましたがw
なんとなく雰囲気を楽しみたい方、我こそはこの世界の謎を解明してやる!という自信のある方はぜひプレイしてみては如何でしょうか。
ではまた、あすかでした〜!
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